2022/05/21 育苗

先週の作業で選別をした種籾。

先週の様子はこちら

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温度管理と水換えをした結果、
見事に発芽していました!


今日はこの発芽した種籾を

苗まで育てるための準備をします!

目次

必要なもの

育苗に必要なものはこちら!

赤土

苗を育てるためのベッドの役割をする土です。

育苗用の土があるのですが、
さっちゃんちのプロジェクトでは
無肥料の赤土を使います。

籾殻くん炭

籾殻を燻して炭化させたものです。

稲が育ちやすくなると言われています。

半紙

スコップ

育苗箱に土を敷く

育苗箱に土を敷いていきます。

土が流れないように、育苗箱に半紙を敷いて、
その上に土を敷きます。

赤土とくん炭を混ぜていきます。

今回は、どのくらいの比率だと良く育つのか
実験も兼ねております。

赤土6:くん炭4

くらいのものと、

赤土8:くん炭2

育苗箱の中で、高さが2cmになるようにしていきます。

土が厚すぎると酸素不足になるし、
薄すぎると芽が伸びなかったりするので、
丁寧に作業をしていきます。

丁寧に混ぜていきます


さらに、赤土だけのものと、
くん炭のみのものを用意しました。

赤土のみ
くん炭のみ

種籾を蒔く

育苗箱の準備ができたら、種籾を蒔いていきます。

多すぎず、少なすぎず、
バランスを見ながら蒔いていきます。


厚みを均等にするため、上から土をかぶせます。


8枚の育苗箱が完成しました!

種籾の質が良くなってきている!?

作業をしながら、たかさんとお話をしていたのですが、
2年前から比べて、種籾の質が良くなってきている気がするそうです。

前回の作業で、種籾を塩水に漬けて
沈んだものだけを使うというお話をしましたが、
2年前にこの作業をしたときは、
20〜30%くらいしか種籾として使えなかったんです。

ところが今年は、半分近くの種籾が沈んでいたんです。

実は、2年前にも同じ作業をしたのですが、
そのときは育苗箱が4枚しか作れませんでした。

それが今年は、写真のように8枚も作って、
しかも、用意した種籾の半分しか使ってないんです。

つまりは、2年前に比べて4倍も種籾が使える状態になっているということ!

お米を育てている土壌も良くなってきているんだろうし、
お米自体もその土地に馴染んでくるものなんだとか。

改めて、自然の力ってすごいんだなーと感じたエピソードでした。

水やり

育苗箱を並べて、優しく水をかけてやります。

うちの息子が水やりをしてくれました

今日の作業は以上です!

無事に芽が育って、苗が伸びてきますように!

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